≪６月２１日≫
ヒナ誕生２４日目（末っ子２２日目）

朝は４時半
ちょうど日の出の時刻
ツバメのジュビジュビは私の目覚まし時計
玄関を開けたら、３羽は「チュイ、チュイ、チュイ」と
鳴きながら元気に飛び出して行った

いつでも帰ってきてもイイよ
玄関開けとくからね

どこへ飛んで行くのかすぐに家の周りからいなくなってしまう
今年は玄関前の電線にみんな集まってとまる様子を見せてもらえない

鳴き声がしないかと耳を澄ますと
カラス、ガビチョウ、ウグイス、スズメ、ヒヨドリ、キジ、コジュケイ
そして､､､ははは、ウコッケイまで
みんなの自己主張の激しい声が一斉に耳に飛び込んできた

昼間はたまーにパパママが巣を見に来て電線でさえずっている
ねえ、お子さんたちはどうしましたか
もう一人でご飯を食べてますか
他の仲間と一緒に過ごしてるのですか
どこで過ごしてるのか教えてもらえませんか
末っ子ちゃんも元気にしてるでしょうか

大家は気になるのです
もう気にしても仕方ないことと分かってはいても････
大家はもう一度だけ６羽揃ったところが見たいんです
もう一度だけみんなが元気だってことを知りたい


さて、夕方５時半　子供たちが帰ってくる時刻
玄関前がうるさくなってきました
ジュビジュビジュビジュビ･････
さあ、今夜も玄関の中で寝たいんだね
ママはＯＫって言うかな

数羽が玄関を出たり入ったりしながら、とうとう巣の中に３羽が
昨日の子たちかな


今日のママは全然怒る様子が見られない、良かったね

巣の中に入って安心したのか３羽は目を瞑ってウトウトしている
今日も１日お疲れ様でした

外ではまだ騒がしい雰囲気
今日は他の子も帰ってくるかも･･･と、密かに期待していたら
パパママと一緒にさらに２羽が入ってきて巣の中へ


（写真一番右はママ、止まり木にパパ）

あわせて･････５羽


６時ごろに５羽が巣の中に揃って、パパママの給餌が始まった
パパママは子供たちに夕飯を食べさせるために
頻繁に出たり入ったりを繰り返している

ねえねえ、もう一人は～～
聞いても応えてくれるはずもなく、気になる大家は夕暮れの空を見続けた
きっと、大丈夫
成長したお兄ちゃんがお外での生活を選んだんだよね

暗くなり始めた高い空をツバメの集団が山のほうグルグルと飛んでいった
きっとあの中に　仲間と一緒にいるのに違いない

今日の大家はそう信じることにした

パパママは今夜はお泊りではありません

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