忍者ブログ
ハラハラドキドキ、そしてワクワクのツバメ日記をお楽しみください 順を追って読めるようにしてあります  
こちらへもどうぞ
≪管理人大家のブログ≫
「エステルの生活」です
エステルの生活.jpg
動物たちや草花に囲まれた生活の悲喜交々を、さまざまな話題とともに綴っています

≪もうひとつのつばめ日記≫
つばめのおうちは家の中
2009以降の記録
2009日記

ツバメの本です
















忍者ポイント広告
[170]  [171]  [172]  [173]  [174]  [175]  [176]  [177]  [178]  [179]  [180

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ダニに気をつけてね

昨日、巣を下ろしてみました
空になった巣
天井から下ろした巣 posted by (C)緋佳


表面的には綺麗ですが巣の底にはたくさんの羽管のクズ
そして、その中には・・・・
巣の底から
巣の底のほうから posted by (C)緋佳
アラアララ これは、、、、

ダニです
ダニです posted by (C)緋佳
今までは一度も吸血ダニの発生はなかった我家でしたが、
今年はちょっと様子が違いました
トリサシダニかスズメサシダニのようにも思えます
巣の中にたくさん潜んでいました

気づかないうちに大家の手にも上ってきたダニくんたち
ですが、刺されませんでした、良かったぁ~~
よく分かりませんが、夜行性のワクモの可能性も?
そういえば、ヒナが夜騒いでたことがありました・・・
パパママに甘えてるのかとも思ってましたが
ヒナたち、血を吸われてたのかなぁ~可哀想に・・

というわけで、巣は撤去することにしました
巣がなくなっても止まり木で寝られるのでです
今年はすでに別の場所(外)に二度目用の巣を新築中ですので
安心して撤去することができました
予備の巣台を付けておいて良かったです

巣を撤去したあとの台には十分な熱湯消毒をしてから天日干しをし、
またもとの位置へ取り付けました

熱湯はダニの卵も殺せるので一番良い方法です


一昨年までは巣を撤去した後は同じ巣台に新築したり
または、お気に入りの別の場所に新築し
二度目の巣作りに支障はありませんでした

ところが昨年は、巣の撤去後に新築する間もなく
巣のないまま止まり木で産卵するという事態が起こり
二度目の営巣が失敗に終わりました
・・大家の判断ミスでしたemoji

それで今年は予備の巣台を付けておいたというわけでしたが
もし引き続き同じ巣を使う様子が見えたときは
撤去するとまた昨年とおなじ轍を踏むことになる可能性もあり

そのときは、小鳥用の薬品を使おうと思っていました
(動物用医薬部外品)キクトールパウダーA (小鳥用・小動物用)
(動物用医薬部外品)小鳥用 リペックス90 

(リンク切れ)



※鳥の外部寄生虫について

◆ハジラミ
鳥の羽毛に寄生する昆虫の一種
羽毛に穴を開けて食べたり、鳥の皮膚からの分泌物を食べる
大きさ0,5~1mm

◆ウモウダニ
鳥の羽の軸の部分に寄生 名前のとおりダニの一種
ハジラミ同様に羽毛を食べる

◆トリノミ
鳥に寄生するノミはスズメトリノミという種類
ご存知のとおりノミは吸血する昆虫の一種

◆トリヒゼンダニ
疥癬症の原因となるダニ 皮膚に寄生する
伝染率が高い 顕微鏡で発見できる

◆ワクモ
ダニの一種 昼間は止まり木やカゴの隅に潜んでいて
夜になると鳥の血を吸いに出てくる
鳥が夜騒ぐことで気づくことが多い
大きさ0.6~0.8mm

◆トリサシダニ
形はワクモと似ているが昼間でも吸血するため
常に鳥に取り付いている
大きさ0.5mm前後

◆スズメサシダニ
トリサシダニと並んで野鳥に多く寄生するダニ
トリサシダニとの区別はつきにくい


さて、この中で人にも被害を及ぼす可能性のあるものがあります

スズメトリノミ
これは北海道での発生が多いようです
スズメ、ムクドリ、シジュウカラなどに寄生して鳥の巣の中で増えます
ヒナが巣立ちして、吸血する相手がいなくなると
吸血する相手を求めて人家に侵入し、人を刺すことがあります
予防として
換気口などにつくられた巣は巣立ちが終わったら取り去る
庭に設置してある巣箱も繁殖期が終わったら綺麗に掃除しておく

ワクモ、トリサシダニ、スズメサシダニ
やはりスズメトリノミと同様にツバメを含む野鳥が巣立ったあと
吸血する相手を求めて巣から出てくることがあります
予防としては
これも同様に巣立ちが終わった巣は早めに撤去すること


さて、ツバメさんたちですが

一度目の子育て中にダニが発生していた場合同じ巣で営巣を続けると
ダニにとっては引き続き巣に吸血相手がいることになりますよね
一度目はさほど甚大な被害が表れなかったとしても
二度目ともなるとダニの数がどんどん増えているはずです
二度目の営巣時に同じ巣を使うとツバメ自身に被害がでる恐れがあることになります
成鳥でも巣の中にこもっているママは特に被害を受けて貧血となり衰弱するかもしれません
ヒナの場合は発育阻害をおこしたり、または命を落とすことさえも

ですから、ツバメは二度目の営巣のためには、
もとの巣の近くに新しく巣を新築する場合が多いように思います
あるいは、前年使用した巣が残っていれば、そちらに移動することも多いです
前年の巣には吸血相手がいないのでダニもいなくなっているからでしょうね
やはり二度目の営巣では、一度目と比べるとヒナの発育不全や育児放棄が
多く見受けられるようになるのですが
それは同じ巣を引き続き使用した場合に多いのではないでしょうか
と、大家の私は思っております



≪追記:2016/8月≫
ダニ退治には、除虫菊の粉をお勧めします
こちらの記事をご覧ください⇒ダニのはなし


写真あるいは写真タイトルをクリックしてくださり
さらに元画像へお越しいただいて、ぜひ大画面で

エッダニも?大画面で?
にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へポチッとお願いします
野鳥ブログランキングに参加しています
ミスター家のヒナの無事を祈って

現在2位これも皆さんの応援のおかげ
ありがとうございます
PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne